今日はこのへんで

Webエンジニア。プログラミング、スタートアップについて。もしくはただの雑記。

RSSへの回帰

最近、またRSSを使い始めた。TwitterやFacebookを使って情報収集するのではなく、自分の気になる情報をなるべく漏らさず入手したいと思ったからだ。

自分も2013年くらいまではRSSで情報収集していた。でもその頃にはRSS疲れというのか、Google Readerでも”Mark as read”を押すことが多くなっていて、その年の7月にGoogle Readerがサービス終了するのと同じくらいに使わなくなっていたと思う。

Deep Workに感化されたわけではないけれど、自分がTwitterに割く時間が多すぎるような気がしていて、もっと効率的に情報収集できたらと思った。ちょうど The Changelog でRSSについてのエピソードがやっていたのも良いきっかけだった。

changelog.com

エピソードのなかで、RSSは信頼する人からの情報を入手するのに最も適していて、嘘の情報に躍らされるのを防ぐ唯一の手段だ、ということが話されていたのが印象的だった。ちょうどUSではフェイクニュースが大きな問題になっている背景もあったのだと思う。

そういうわけでRSSフィードを一から整理したのだけど、またRSSに疲れてしまうのを防ぐために、なるべくノイズや煽りが多いメディアは避けながら、手触り感のあるフィードを選んで入れるようにした。はてなで有名なブログは TopHatenar から探して入れたし、海外のTech Blogは kilimchoi/engineering-blogs というリポジトリが便利だった。sindresorhus/awesome も各リポジトリにはResourcesの項があるので参考にした。その他は大体ググって見つけた。

GistにOPMLをあげてある。自分が興味あるのはエンジニアリングやスタートアップなので、そうしたものが多い。暮らしとか経済っぽいものも多少入っている。

https://gist.github.com/kechol/bea24131bc184154d27d95e0916a6fc9

RSSリーダーは、Reeder 3 を使うことにした。FeedlyやFeedbinはフィードが100以上になると月額課金になってしまうので、それを避けたかった。アプリは有料で、フィードの購読・更新はローカルでしか行えないけれど、相変わらず使いやすいし、移動中のスマホではKindleやPocketを読むので問題ない。

Reeder 3

Reeder 3

  • Silvio Rizzi
  • ニュース
  • ¥1,200

まだ使って一週間くらいだけど、200くらいのフィードが登録されていて、日に300件くらいが更新される。そのなかでブラウザで開くのは3,40件くらいで、実際に面白いのはそのうちの半分もないので、全部捌いて読み終わるのに30分くらい。読むのに時間のかかる記事はPocketにいれて移動中にゆっくり読むようにしているのもサイクルを乱さないことに貢献していると思う。もう少し使ってみて、フィードを減らす方向にはもっていきたい。

フィードを整理してみて思ったのだけど、RSSを配信しないメディアが増えたような気がするのは残念だ。フッターやサイドバーにTwitterやFacebookのアイコンは見つかるけれど、あのオレンジのマークが見つからないのはしょっちゅうだった。たとえばCookpadがやっているくらしのきほんや、伊藤忠都市開発のウェブマガジンCREVIA TIMESなどだ。日経新聞オンラインにRSSがないのは昔からだったか。

RSSフィードの配信は、実装コストも運用コストも低く、メディアにとってはニュースレターやFacebookページへのいいねなどと同じく、ファンを増やす仕組みの一つであるので、実装しないのは非常にもったいないと思う。もうRSSの時代ではないということではなく、間口を広く取ることがメディア運営には大切なのだから。ソーシャルで記事を拡散させることが大切だからこそ、RSSからソーシャルに流す人は全く違うクラスタに記事を拡散させる貴重な起点になるはずだ。また、バズで訪問した人をうまくRSSに登録させることでファンを増やし、定期的に訪れてもらうことで、一過性のバズが日々のベースとなるPVを上げる効果をもたらすので、ソーシャルで一記事を拡散してもらうよりも価値が高い側面もあると思う。RSSは仕組みもよくわからないし効果測定もできないというのはマーケティング担当者の怠慢だ。お願いなので黙ってRSS実装してほしい、購読するので。

もしおすすめのフィードがあったら教えて欲しいし、上記のフィードを見て気が合いそうだなと思ったらご飯に誘ってください。